掲載 12 15 2009
8月から実施してきました「みんなで子育てパワーアップ講座」も最終回(5回目)を迎えました。
最終回の講師は、「子育てハッピーアドバイス」シリーズの著者でお馴染みの明橋大二先生です。講師が明橋先生とあって、鼎文化センターには約200名もの皆さんが集まりました。中には、遠く富山県から来られた方もおられます。
今回の講演のテーマは、「自己肯定感を育む子育てを考える」です。
明橋先生は、冒頭に「今の子どもをめぐる問題の根っこは、自己評価の極端な低さにある」と話され、自己肯定感や自尊感情を育むことの大切さを訴えられました。
「私は生きている価値ある大切な人間」「私は必要とされている存在である」「私は生きていていいんだ」「私は私でいいんだ」このような感情を育むことが、子どもたちが生きていく上での土台となる。3歳までには大切に育んでいきたいと話されました。
今、日本の子どもたちの自己評価は決して高くない。日本青少年研究所の調査によれば、自分がだめな人間だと思うと答えた高校生は、65%もいたそうで。
どうして、そんなに自己評価が低くなるのでしょうか。明橋先生は、虐待、いじめ、大人の関わりの希薄さを挙げられました。
そして、親の具体的な対応としては、「子どもは小さい時はスキンシップを大切にすること」「子どもの気持ちを汲むこと」「子どもの話をよく聞くこと」「子どもの頑張りを認めてねぎらうこと」そして最後に「ありがとうを言う」の5つを明橋先生は話されました。
「ありがとう」という言葉は、相手の存在感を高めることができる、自分みたいな人間でもいいんだという思いにさせることができる大切な言葉であると語られました。
また、子どもに切れてしまう時には、肩の力の抜くことの大切さ、子どもを変えようとするよりも、子どもが今すでにもっているいい所に着目することの大切さを話されました。
そして、明橋先生は「子が宝なら、母もまた宝」と話され、子育てをしている母親を責めないで、ここまで育ててきた苦労をねぎらうような母親に対するサポートが必要であると述べられました。
最後に童話「くまのこうちょうせんせい」の読み聞かせをされ、「子どもは明るくて元気が一番と、大人は思いこんでしまいます。でも本当は、子どもは小さくて弱いものなのです。子どもたちの痛みを分かち合うのが、大人の役目だと思います」と結ばれました。
講演後の質問タイムでは、参加者から子育てについての具体的な質問に、明橋先生は丁寧に答えてくださいました。また会の終了後には、明橋先生のサイン会があり、いつまでも長い行列ができていました。
明橋先生の講演会をもって、本年度の子育てパワーアップ講座が終了しました。5回の講座の延べの参加者数は、約360名でした。多くの皆さんに聴講していただきありがとうございました。来年度も、より充実した子育てパワーアップ講座を考えていきたいと思います。
《 参加された皆さんの感想から 》
◎ 自己肯定感の大切さが分かりました。親としてはまだまだ新米ですが、子どもと一緒に成長 していけたらと思います。「子どものペースで依存と自立の繰り返し」は、難しそうですがしっかりと見極めていきたいです。
◎ とても楽しみにしていました。何だかほっとした時間を過ごすことができました。今日も「これからがんばるぞ」という気持ちになれました。
◎ 私も自分のことが好きと言える母になりたいです。子どもにも自分のことが好きになって欲しいと思います。「好きだよ」「生まれてきてくれてありがとう」って伝えていきたいと思います。
掲載 11 16 2009
「子育てパワーアップ講座」も第4回目を迎えました。
今回のテーマは、「子どもと家庭を育む地域子育て支援について」です。講師には長野県短期大学の金山美和子先生をお迎えし、安心して子供を産み・育てることができる環境にするため、地域において求められている子育て支援は何かを考え合いました。
最初に「鼎子育てネットワークすくすくの樹」の皆さんに、活動の紹介をしてもらいました。
すくすくの樹は、子育てにかかわる8つのサークルや団体が集まっているネットワークです。そして定期的に集い交流することで、会員相互の子育ての悩みを共有し、他人の子育てを参考に自分の子育てを見つめ直す活動を展開しています。また、地域体験学習やフリーマーケット、そして子育て講座なども企画しています。
「子育ておしゃべりポスト」の紹介もありました。子育てに悩んでいる人のための相談ポストです。投函すれば、先輩ママやカウンセラーなど様々な立場の方が悩みに答えてくれます。会場の後方には、「おしゃべりポスト」が設置されていました。
すくすくの樹は、「鼎子育てネットワーク」ですが、鼎地区以外の皆さんの参加も自由とのことです。参加者の皆さんからは、「とても参考になる活動をしている。子育て講座などにも参加したい」という声が数多く聞かれました。
講師の金山先生は、かつて幼稚園に勤務されたり、地域の育児サークルの開設運営にもかかわってこられた先生です。そうした経験や出会った事例などをもとに、地域のおける子育て支援の基本的な立場についてお話しいただきました。
最初に地域で子育てをしている親を見る視点として、「親は子育てのためだけに存在しているわけではない」「子育てや人とのかかわりが苦手の人もいる」と話され、子育てをしている親に対して寄り添っていくことの大切さを訴えられました。
また、「子育て支援」は、親に代わって子育てをすることでも、どの親も同じように上手に子育てができるようにすることでもない。大切なことは責任と自信と喜びをもち、その家庭なりの子育てが出来るように見守り支えることであると話されました。
また具体的な事例として、上越市のこどもセンターの話がありました。とても開放感のある建物の中で自主的に子育て広場が運営されており、その中での親同士の具体的な学びあいの様子も紹介されました。
最後に子育て広場などに来る子どもを見つめる視点として、「幼くてもひとりひとりが個性をもっている」「個性も発達も多様であることに配慮する」「支援者に必要なのは診断ではなく受容」とお話しされました。
聴講した参加者の皆さんからは、「私が見落としがちなお話をしていただき、また新たな気づきができました」「一人一人の接し方を見直そうと思いました。自分の物差しを使ってしまいがちなので、よく考えてから話をしようと思いました。」など、有意義な時間が過ごせたとの感想が多くありました。
次回の講座は、最終回になります。「子育てハッピーアドバイス」の著者である明橋大二先生をお招きして、12月11日に鼎公民館で行います。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
掲載 10 13 2009
飯田市教育委員会では、「みんなで子育てパワーアップ講座」を開催しています。
本年度第5回目となる12月11日(金)は、真生会富山病院心療内科部長 明橋大二さんを講師に迎え、「子育てハッピーアドバイス ~自己肯定感を育む子育てを考える~」と題してご講演いただきます。
お父さん、お母さん、地域の皆さん、どなたでも参加できます。
大勢のご参加お待ちしています。
詳しくは、下のチラシをご覧ください。

◎終了いたしました。ありがとうございました。
掲載 10 08 2009
「子育てパワーアップ講座」の第三回目が、10月2日に羽場公民館と鼎公民館で開かれました。
今回は講師に、TERUコミュニケーションステージ代表の渡辺照子先生をお迎えし、「コーチング」について学びました。コーチングとは、相手の目標達成や前進に向け、本人の自発的行動を引き出すコミュニケーションの手法です。
最初に渡辺先生から子どもを育てるときの基本として「子どもを認める親になる」「聞く親になる」「子どもに任せる親になる」の三点をお聞きしました。そして、その三点について、「ペアワーク」を中心に具体的に考え合いました。
まず「認める親」になるためには、子どもをプラスの眼鏡をかけて見つめ、見たことを“OKメッセージ”(認める言葉がけ)として伝えることが大切であると、渡辺先生は話されました。ある調査によると、死にたいと考えたことのある高校生の7割が、大人に認めてもらった経験がないそうです。
そして、参加者がペアを組んでOKメッセージの伝え方を考え合いました。まず、自分の子どものプラスの面を語り合いました。マイナス面を探すのは容易ですが、プラス面はなかなか出てきません。それでも、プラスの眼鏡をかけて子どもを見つめようとします。そして、二人でプラス面を語り合うことを通して、語っている自分が優しくなれること、また聞いている人も和むことを実感していきます。子どもたちは、OKメッセージを受け取ることで、愛されていると感じて安心して向上しようとするのです。
また、伝え方の一つの方法として、Iメッセージ、YOUメッセージのお話がありました。IメッセージとYOUメッセージとは、具体的には次のようです。
<Iメッセージ>
「私はここを片付けてもらえたら、きれいになってとても助かるわ」
<YOUメッセージ>
「(あなたは)何回言ったらわかるの!ここを片付けてちょうだい」
Iメッセージは、主語が私になります。伝え方が温かく、素直に思いを届けることができます。そして、子どもたちをやる気にさせます。YOUメッセージだと、“上から目線”で冷たくなります。言い方の工夫で、親の思いの伝わり方が違ってくることを学びました。
次に「聞く親」になるための、ペアワークをしました。今度は聞き方です。二人で聞き役を交代しながら、聞き方を考え合いました。「聞いているよ」というサイン(あいずち・うなずき・目線など)を出しながら、子どもの話を最後まで聞く。伝えたいことはその後で。これらが聞き方で大切なことです。聞き方のペアワークを通して、聞いてもらえたと感じられると二人の絆が深まることも実感しました。
最後に、「任せる親」になるために、子どもへの「任せ方」を学びました。
◎ 親がやってあげてきたことを見直して、手出しを控える。
◎ 任せることについて、話し合う時間を取る。
◎ 楽しく取り組めるよう工夫する。
子どもたちが任されて自分でやれたという体験は、自信につながります。しかし、親が代わりに道を整えてしまい、躓くであろう石まで取り除いてしまうと、躓いたことのない子どもは、立ち上がり方を学べません。躓きは子どもの良き人生のトレーニングと考え見守っていくことの大切さを、渡辺先生から教えていただきました。
約二時間の講座でしたが、渡辺先生の楽しいお話に引き込まれ、あっという間に過ぎたように思います。そして、子どもへの向き合い方をペアワークを通して実感的に学び合えたように思います。
参加された皆さんの感想をいくつか紹介します。
◎ Iメッセージ、それから子どもに任せることを、今日帰ってからさっそくやってみようと思います。「認めてもらうこと」とても嬉しいことです。我が子もしっかり認めてあげようと思います。
◎ 自分の子どもの接し方を見つめ直す良い機会になりました。Iメッセージ、YOUメッセージの考え方はわかりやすく、すぐに活用できそうです。
◎ 実例を出しながらのお話で、とても参考になりました。子どもを認めてあげることの大切さは、前から話に聞いていたのですが、今日のお話を聞き、即実践できそうです。明るい先生の人柄に、元気をもらいました。
掲載 09 30 2009
「子育てパワーアップ講座」の二回目が、9月18日に野底山森林公園で開かれました。
今回のテーマは「自然の中で子どもと思いっきり遊ぼう」です。自然の中で子どもをどのように遊ばさせたらよいかを、参加者が体験を通して学び合いました。
講師には、飯綱高原ネイチャーセンター代表の内田幸一先生をお迎えしました。内田先生は、信州飯綱高原のネイチャーセンターを拠点に幼児、青少年の自然体験教育活動を展開しておられます。
上郷老人福祉センターでオリエンテーションの後、広場に出ていくつかの遊びを体験しながら、子どもと自然のかかわらせ方を学び合いました。
内田先生からは冒頭、
「外に出てきたら自然のことにまず目を向けさせるのではなく、友達との関係づくりを優先すること。自然の知識を豊かにすることが第一ではない。コミュニケーションをまず大切にすること」
とおっしゃられました。そして
「関係が豊かになると、言われなくても自然を意識するようになる」
とお話しされました。
その後は、コミュニケーションを豊かにする遊びを体験。
まずは、二人のペアでの鬼ごっこから。鬼になったらその場で3回まわって、相手を見つけるという遊び。3回まわると目が回り、なかなか相手が見つかりません。
二人の関係が深まったところで、次は4人グループでの遊び。一人が鬼になり、残りの3人が手を繋ぎ合います。鬼は、3人の中で決められた一人をタッチしようとします。タッチされると、タッチされた人が鬼になります。この時、残りの二人は一人がタッチされないように守ります。これは「トライアングルタグ」という遊びです。二人に防がれるとなかなか相手をタッチできません。単純なゲームですが、真剣にやると汗が出ます。
ゲームの後の感想です。
「守ってもらえるという安心感があった」
「初めてあった人としっかり手をつなげた」
「相手を守ってあげなければという責任感があった」
こんな声が聞かれました。遊びを通して、4人の緊張感も解れたようです。内田先生からは、
「単純な遊びであるが、相手にタッチする方法はいろいろある。それをみんなで考えることが大切。また、遊びを通して友達と手をつなぐという抵抗感もなくなってくる」
とのお話がありました。
次は15~6人での遊び。参加者を二つのグループに別けて行いました。
これも単純な遊びです。相手の名前を呼び、小さなカラーボールを手渡します。速く全員に渡るようにするにはどうしたらよいかを考える遊びです。まず、名前の呼び方を短くするように工夫します。また、渡す相手との間隔を縮めるように工夫します。そして、何度も何度も工夫を繰り返し挑戦していきます。次第に渡す時間が短くなってきました。約10分ほど繰り返し練習する間に、全員をボールが渡る時間が5秒にまで縮めることができるようになりました。5秒を切ったときには大きな歓声が上がりました。一つの目的が達成できたという喜びの叫びです。
この後も、コミュニケーションを深めるいくつかの遊びを体験しました。
体験した時間はわずか2時間程でしたが、参加者の関係も大いに深まったように思います。自分の心の中にあるものをすべて開放できた喜びを、お互いが感じているようでした。
最後に内田先生からは、
「現在、外での遊びは非日常になっている。外に出て速く自然と結びつけようとすると、逃げていく子どもがいる。人間関係をゆっくり作りながら自然とかかわっていくことが大切」
とお話しされました。
最後に参加者の皆さんの感想です。
◎とても楽しくて時間があっという間に過ぎてしまいました。知らない方とこんなに親しく遊べるという体験を、子どもたちにもさせてあげたいと思いました。
◎ゲームを通して、人間関係がだんだん解れていごこちがよくなっていくのを感じました。
◎遊びの中に協力や責任やいろいろ考えるものがあり、とてもよかったです。
◎自然を感じながら、人とコミュニケーションをとっていく楽しさを十分に感じることができました。
第三回目は、「子育てコーチング入門」講座です。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
掲載 09 14 2009
今年も「子育てパワーアップ講座」が始まりました。
昨年度から始まった講座ですが、講師の先生の話を聞いたり仲間と語り合う中で、自分の子育てを見つめ直したり、また今までと違った視点で子育てを考えたりすることができるようにとの願いから始められたものです。
今年の最初の講座は、子どもの本専門店「メリーゴーランド」店主・増田喜昭さんを講師にお招きし、8月29日に松尾公民館で開催されました。
増田さんは、三重県四日市市で1976年に子どもの本専門店「メリーゴーランド」を開きました。
「メリーゴーランド」では、子どもの本を販売しているだけでなく、さまざまな活動をしています。第一線で活躍する作家・画家・編集者などを招き、子どもと子どもの本を考えるレクチャーを月に一回開催しています。
また、プロの作家・童話作家の養成ワークショップ「絵本塾」「童話塾」を主宰しており、次の時代の作家の出発点となっています。子どもの本を販売するだけでなく、子どもや子どもの本について考え、さらに、作家も育てる活動をしています。
講演は、「絵本の力、ものがたる心」と題してお話され「感じる」ことの大切さを訴えられました。
「まず感じることが大切。わかることはそれほど大切ではない」
と話され、美しいものを見て美しいと感ずる心が将来に向けて大きな力になるとおっしゃられました。
読書については、
「国語力ではない。国語力と結びつけてはいけない。読書は夢であり、もう一つの人生である」
と話されました。また本を選ぶ時には、
「子供の好きなものだけを買うのはよくない。もう一冊、親が好きな本を買うこと。そして、子供にその本のどこが好きで、どのような絵が気に入って、どこに感動したかを伝えることが大切」
と語られました。さらに、
「読書は同じ本を何回も何回も読むことである。たくさんの本を読む人は読書家ではない」
とも話されました。
約1時間半の講演でしたが、お薦めの絵本の紹介をしながら、絵本のもつ力をいろいろな角度から語っていただきました。
第一回目の講座には、子育て中の母親や子育てサークルの関係者など約50名が参加しました。
講演後には、5~6人のグループに分かれて絵本の魅力について語り合いました。
次のように感想が聞かれました。
◎とても安心できました。子どもは一人の人間というのは当然ですが、母親の責任のようにとらえてしまいがちです。子供のことを他から何か言われてしまうと自分の育て方が、考え方がと迷うこともありますが、これでいいと背中を押してもらった気がします。
◎楽しかったです。笑えました。涙が出ました。元気になりましたというより、子供と向き合うことが気楽になりました。感じる心って素晴らしいですね。私はこの頃、感じる程の心と時間の余裕がありませんでしたが、久しぶりにわくわくして過ごせました。
◎先生のお話を聞き、自分がいかに感じる心を忘れ、データや周りの目や新聞などの情報に振り回されていたのかを思い知らされた。涙が出そうになりました。全然惑わされていないと思っていたのですが。これから感じる心を大切に子育てし、子供に本を読んで聞かせたいと思いました。
このような声が聞かれ、約30分という短い話し合いでしたが、お互いが感じたことを共有できたように思います。
講座修了後も、参加者が増田先生が紹介した絵本の周りに集まり、絵本の魅力についていつまでも語り合っていました。
「体験すること、想像すること、この両輪で子どもががすくすく育つ」(増田さんの言葉)
第二回目の講座は、「自然体験」講座です。9月18日に野底山森林公園で行われます。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
掲載 06 25 2009
飯田市教育委員会では、子育て真っ最中の方、子育てに興味のある方のための講座
『みんな子育てパワーアップ講座』
を今年度も開催します。
講師の先生からお話を聞いたり、仲間と語り合う中で、自分の子育てを見つめたり、今までと違った視点から子育てを考えてみませんか。
そして、子育てを考え合う仲間とつながり合いませんか。
全国的にもご活躍されている講師の先生方ばかりです。
お父さん、お母さん、地域の皆さん、どなたでも参加できます。
大勢のご参加お待ちしています。
◎講座内容 下のチラシをご覧ください。
◎募集定員 第1回~4回 各30人程度 第5回 300人程度
◎参加費 無料です。ただし、材料が必要な場合には実費負担していただきます。
◎託 児 託児も用意してあります。希望者は申込みの際にお申込みください。
注) 第5回目の講座の託児が予定人数に達してしまったため、締め切らせていただきました。第1回~4回は、まだ受付ています。


◎終了いたしました。ありがとうございました。
掲載 01 05 2009
12月18日(木)に、第5回みんなで子育てパワーアップ講座が開催されました。7月1日に第1回目を迎えてから、今回が今年度最終回となりました。
少し肌寒い曇りの日でしたが、大勢の方に参加いただきました。
今回は、飯田市公民館の社会教育指導員の大澤さんに進行を務めていただき、「飯田の地でつながろう!子育て仲間!」をテーマに、グループワークを行いました。
まずは「ブラジルの手遊び」で体をほぐしたあと、これまでの講座で1番印象的だったことを受講生に書いてもらい、ペアトークをしました。
広岡守穂先生の講座での「妻の自分育てを夫がバックアップする」という言葉が印象に残った人、市川望美先生の「今できることをする」「子育てはハンディじゃなくキャリア」と書いた人、本村栄次先生の「人を尊重する基本は聞く事」「逆転の発想」など、受講生にとって印象に残った言葉はさまざまですが、自分の子育てや人生に響いた言葉は確実にあったようです。
次に、グループづくりです。自分のニックネーム(名前が連想できないもの)を書き、大澤さんがニックネームでペアを発表し、相手を探すというユニークな方法です。
「○○さんと△△さん」「■■さんと☆☆さん」。
みんな自分のペアがどんな人だろうと、ドキドキです。相手を探しあてたところで、数組が集まってグループを作りました。
次はグループ名の決定です。「森のプーさん」「キャンディーズ」などのかわいい名前のほかにも「マンモズ」や「ザ・ドリフターズ」なんてのもありました(;^▽^)。
みんなで「自分の得意なこと」を出し合ったあと、「子育てをパワーアップする企画」をグループごとに考え、模造紙にまとめました。企画を考えるというのは、なかなか難しいものですが、先ほど書いた自分の得意分野を活かして、みんなでアイデアを出し合いました。
絵が得意な人、スポーツが好きな人、お笑いが好きな人など、企画の随所に盛り込まれています。遊びのコーナーがいっぱいのイベント『ふれあいぽんぽこ広場』、家族みんなで楽しめるテレビ番組『トトロテレビ』、親子でキャンプを楽しむ『子育てパワーアップキャンプ』などなど、短時間でしたが、みんなの多才なアイデアが満載の楽しい企画が出来上がりました。
「これ面白そうだね!」「絵が上手いな~」
お互いの企画に感心したり笑ったりして、みんなで品評会(?)です。
今年度初めての講座の開催で、当初は講師の選定や、受講者が集まるか不安がいっぱいのなかで始めましたが、子育てのヒントがほしい、仲間を作りたい、地域の役に立ちたいと思っている多くの方に関心を持って参加いただくことができました。うれしくもあり、行政の役割の責任も感じました。
この講座が少しでも皆さんの役に立って、さらなるパワーアップに繋がれば、うれしく思います。
「今できることから始めよう」の気持ちを大切に、来年度の講座へつないでいけたら、と思います。
掲載 12 19 2008
11月21日(金)に、パワーアップ講座の第4回が開催されました。
今回は飯田教育事務所の本村栄次先生を講師に迎え、『子どもの権利 わたしの願い』をテーマに講義とワークショップを行いました。
まずは、声を出さずにジェスチャーで自分の生年月日をお互いに伝え合い、全員が生年月日順に並ぶという方法でグループ分けをしました。みんな指を使って数字を相手に伝え合い、全員が並び終わったところで、1月生まれの方から正解を発表です。自信を持って並びましたが、前の人の答えを聞いて、「あれ~?違った!」と順番を入れ替える人がチラホラ。言葉を出さずに相手に伝えるのは難しいですね。
その後いくつかのゲームをしました。
『足し算トーク』―――じゃんけんで指を出し、その数を足して、その番号で用意されている質問(「好きな音楽は?」「最近うれしかったことは?」など)に答えます。
「今日、この研修が始まるときに考えたことは?」「人権がテーマなので、難しそうだな、と思いました。」「好きな音楽(歌・曲・アーチスト)は?」「ピアノが好きです」「へ~!」
『何ができるかな』―――2人1組になって同じ方向を向いて座り、後ろの人が前の人に指示を出してパズルを完成させます。
「台形のパズルを角が左下になる向きにして置いて、次に長方形のを・・・」後ろ側の伝える人は正確に伝えていたつもりでも、出来上がった形をみると全く違うものに・・・。
『逆転の発想』―――マイナスイメージの言葉を良く受け止めたて逆転の発想をします。「『気が小さい』を良いと捉えれば?」「繊細!」「優しい」。「じゃあ『臆病』は?」「控えめ」「慎重」「感受性がある」などなど意見がたくさん出ました。
本村先生は、「自分の気持ちを100%相手に伝える事は難しいこと。自分では、相手にきちんと伝わったと思っても、そうではありません。だから、聞く人を尊重して伝えてあげましょう。子どもの話を聞くときは、体を向けて聞いてあげてください。」とお話されました。
「子どもと正面から向き合うこと。」「相手の気持ちを考えてあげること。」大切だと分かっていても、人と話すときに自分本位になっていたり、忙しいと相手への優しさを忘れてしまいがちですよね。余裕のないときこそ、相手への優しさ、尊重を心がけたいものです。
掲載 10 27 2008
前日までの雨がうそのような秋晴れの空の下、もみじの紅葉が始まった野底山森林公園を会場に、『第3回 飯田市みんなで子育てパワーアップ講座』が開催されました。
子育て真っ最中のお母さんと、子育て支援に意欲をもつベテランの方々39人が、信州大学経済学部教授
古屋顯一先生の“遊びワールド”に仲間入り!
まず、上手な指導者は、①自分が楽しめる人(キラキラしている)②目的を見失わず、ゴールから考えて段取りができる人、というお話をうかがいました。
続いて、身体をほぐしながら自己紹介。2人から6人、最後は全員で手をつなぎ一つの輪に!先生よりテニスボールが渡され、「よーいスタート!」で1秒でも早く全員に回します。何回かチャレンジするうちに、時間が短縮され自分たちの設定した目標タイムに近づくと、歓声と拍手が沸き起こりました。同じ要領で、片膝ずつたたき隣へと連動していく【音のグラデーション】は、耳をすませ、神経を集中させ、隣の音を聞き素早くたたく。この頃には、受講者さんの動きにも機敏さが・・・
身体がめざめてきたところで外に出て、遊び全開!!
いくつかの遊びと様子を紹介します。
【6人で、隣でない人と右手、隣でなく右手もつないでない人と左手をつなぎ、絡まり合った手をほぐし輪にする】
「隣じゃない人だら…」 「はれ、手が1本余っとるよ~」 まず、指定された手のつなぎ方に悪戦苦闘。こんがらがった手をどうやってほぐしましょう。自然と司令塔となる人が、声をかけます。 「1番上の手の人がくぐってー」 「みんな低くなって!」 スムーズに輪になったグループは、他のグループの助言に向かいます。 「な~んだ、1人うしろ向いとってもいいのか…」 「できた!!」
【1人が擬態語(「トントン」「ブルブル」等)をジェスチャーで表現し、グループの仲間が当て、数を競う】 「エー、どうやろう?!」 「カンカン?なに?」 普段あまりやらない大きな動きが飛び出します。 「すごい!よくわかるな~」 「パスパス!」 「キャ~いそげ~」 知らず知らず夢中になり、グループの連帯感も高まります。
【ペットボトルの中にある物を、音を聞いて想像しグループで捜してくる】
みんなで耳をすませて音を聞き、空のペットボトルを持って林の中にgo! 「もっと軽い音かな?」 「これじゃない?」 「もう一回音を聞かせて」 「う~ん違うかな~」 「似とる似とる!これだよきっと」 「松ぼっくり、正解?」 「ワ~イ!」
【スケッチブックに貼られた枝や葉、木の実の構図を一定時間で覚え、力を合わせて同じ物を作る】
「分担して覚えまい」 「私ここだけ覚えるで!」 智恵を集めて分担作業。 「四つ葉のクローバーなんてないに…」 「くっつけりゃいいんな!!」 何の迷いもなく・・・さすがベテラン。 「もっと赤い葉っぱじゃなかった?」 「この葉っぱの向きどっちだっけ?」 「若い人覚えとるかなあ」 「わからん」 「・・・」 「やっぱり違っとった」 「惜しい!」 「記憶っていいかげんなもんだな~」
3時半ともなると、さすがに山は肌寒く上着が欲しいくらいでしたが、受講者のみなさんの感想には、“楽しかった!” “リフレッシュできた” “久々に童心にかえって夢中で遊べた” “さっそく明日から使いたい” とキラキラした言葉が綴られ、古屋先生の「遊び心や楽しむ心が大切」というメッセージをしっかり受けとめて帰られました。
自然の中に身をおき、受講仲間の皆さんと大声で笑い、話し、パワーの充電をした半日でした。