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『地育力』とは

掲載 03 22 2009

「地育力」とは:

「地育力」とは、飯田市が定めた 「地育力向上連携システム推進計画」 において、
『飯田の資源を活かして、飯田の価値と独自性に自信と誇りを持つ人を育む力』
と定義付けています。 

飯田の資源とは、飯田にある産業や歴史・文化・民俗・自然・人などを指します。これらの資源に光を当てることにより、その価値に多くの人が気付き、飯田に誇りと愛着を持ち、飯田に住み続けたい、あるいは将来帰ってきたいと考える人が増えるものと思います。飯田市では、このように考える人を一人でも多く育むための「地域の力」のことを「地育力」と呼び、その向上に向けた取り組みを進めています。

この「地域の力」とは、主に「人の力」です。特に、現に地域社会を運営している私たち大人の力が結集したものです。したがって「地育力」を向上していくためには、私たち大人が、「子どもたちに飯田を好きになってもらいたい。将来飯田に帰ってきてもらいたい」という願いを持ちながら、子どもたちを育んでいくことが大切です。

ふるさとへの想いを強く持つことで、子どもたちだけでなく、私たち大人も飯田の価値や独自性に気付き、今まで以上に自信や誇りを持つようになるでしょう。それは、私たち大人も成長していくことであり、子どもも大人も共に高め合うことが「地育力の向上」といえるのです。

飯田市では、この「地育力」の考え方に基づき、地域で子どもたちを育むための具体的な取り組みを、次の3つのことを柱として実施していきます。

1 体験活動
自然体験や交流体験など、ふるさとへの誇りや愛着を育むための体験活動を行います。

2 キャリア教育
働く大人とふれあう機会を通じて、夢や目標を持てる子どもを育むために、職場体験学習を中心とするキャリア教育を促進します。

3 人材育成ネットワーク
人材を育む地域の力を高めるための人材育成ネットワークをつくります。

 

 
「地育力の向上」が必要な背景(人口減少の問題):

現在の飯田市の人口は約10万7千人です。
近年、わが国は人口減少時代に突入しました。合計特殊出生率の低下が急速に進行していることが原因とされていますが、当市においても、このまま何も手を施さないでいると、平成27年には約10万人まで人口が減少すると推測されています。この飯田の地域社会を持続可能なものにするためにも、この人口減少の流れをなんとか最小限に食い止める必要があることは言うまでもありません。
しかし、最近実施した調査によると、高校卒業後も引き続き飯田に住み続けている人、また、進学・就職などで一度は飯田を離れても帰郷する人など、最終的に飯田に住む人の割合は、全体の4割程度に留まっているという残念なデータがあります。
このような状況の中で最も大切なことは、出生人口やI・Jターン者の増加もさることながら、飯田で生まれ育った人たちが住み続ける、あるいは一度飯田を離れてもいずれは帰ってきて活躍し、この地域で次の世代を育む、といった長期的な人々の営みを促進することだと思います。
飯田市では、このことを「人材サイクル」と呼び、その実現に向けて様々な取り組みを行い、持続可能な地域社会の構築を目指していきます。

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「人材サイクル」の実現に向けて:

「人材サイクル」を実現させるためには、自治基本条例の精神に基づいた地域自治組織の主体的な活動を軸とする「住み続けたいと感じる地域づくり」と、地域経済活性化プログラムに基づいた地域産業の振興による「帰ってこられる産業づくり」、そして、地育力向上連携システム推進計画による「帰ってきたいと考える人づくり」の3つの要素が必要です。これらがバランスよく展開されていくことにより、飯田市の目指す都市像「文化経済自立都市」が現実のものになると考えています。

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地育力向上のための取り組み

掲載 03 22 2009

体験活動

自然・歴史・文化など、この地域の資源を活かし、特に世代の違う人たちとの関わりの中で体験することは、地域のことに関心を持ち、ふるさとへの想いを育むことにつながるものと思います。

普段何気なく見過ごしている山川には、人が生きていくうえでとても大切な要素がたくさん詰まっています。先祖代々から受け継がれてきたお祭りには、多くの人々の「想い」が詰まっています。城下町である飯田には、昔ながらの高い技術を持った職人さんが何人もおられます。

心を揺り動かされ、深い感動を与えられる「ほんものの体験」をすることができる資源が、この飯田の地には豊富に存在しています。その資源を存分に活かした体験の機会を、発掘し、確保し、提供していきます。

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キャリア教育

飯田には、商工業、建設業、介護福祉施設などをはじめ多種多様な産業が集積しています。この資源を活かして、子どもたちが社会との接点を持ち、将来生きていく場所を実感するための機会として、職場体験学習を中心とするキャリア教育を促進していきます。

特に、小中学生の職場見学や職場体験学習については、教育委員会がコーディネーター役となり、体験のための職場開拓を支援します。また、より体験しやすい環境づくりにも努めながら、学校・家庭・地域が協力し、質の高い「飯田型」のキャリア教育を目指して取り組んでいきます。

併せて、このキャリア教育を通じて、飯田市のまちづくりの基本方針となる第5次基本構想・基本計画に掲げる「ふるさと意識の醸成」を進め、「地域の子どもは地域で育てる」という意識を共有しつつ、地域経済やまちづくりなど地域の活性化につなげていきたいと考えています。

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人材育成ネットワーク

地域の研究者や研究機関、社会教育機関が密接に連携し、地域や学校、企業などの人材を育成して、地育力を高めていくために人材育成ネットワークをつくります。

具体的には、地域にある専門学校や短期大学、歴史等の研究団体、教育機関などがネットワークを形成し、研修や教育の機会を提供するしくみづくりを進めます。

また、体験活動を行う市民団体・子育て支援者の養成やネットワークの形成など、人材育成のための様々な取り組みを進めていきます。

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地育力向上連携システム推進計画

掲載 03 22 2009

地育力向上連携システム推進計画について:

飯田市では、平成17年度と平成18年度の2年間をかけて、「地育力向上連携システム推進計画」を策定しました。

地育力向上連携システムの構築の意義とは、少子・高齢化や産業の空洞化を超えて、持続可能な地域を創り出すための人材育成システムを形づくるという点にあります。

そのシステムは、多くの市民に、地域の価値に気づき、地域を大切に思う心を醸成するとともに、地域を担う人材や様々な分野で活躍する人材を生み出していく飯田の教育の土壌を豊かにするものです。

本計画は、第5次基本構想・基本計画と連動し、毎年関連事務事業の評価を行い、必要があれば計画の修正を行います。また、本計画は、平成23年度に中間的な見直しを行うこととします。

第5次基本構想との関係:

飯田市の第5次基本構想・基本計画における人材育成を担う政策名は、「地育力によるこころ豊かな人づくり」です。この中で施策は、次の9つに分類されています。

1 乳幼児教育の充実 (重点施策)

2 義務教育の充実

3 高等教育の充実

4 家庭教育の充実 (重点施策)

5 共に歩む社会づくりの推進 (重点施策)

6 スポーツの振興

7 文化芸術の振興

8 学習交流活動の推進

9 ふるさと意識の醸成 (重点施策)

 

「地育力向上連携システム推進計画」は、施策中「9 ふるさと意識の醸成」に位置づけられており、市民が自分たちの住む地域を知り、そして地域を誇りに思う心を醸成することを目的として、様々な取り組みを進めます。

地育力向上連携システム推進計画 (1_3_1.pdf)

地育力向上連携システム推進計画(資料編) (1_3_2.pdf)

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地育力向上連携システムにおける連携の体系

掲載 03 22 2009

体験活動における連携体制:

体験活動における連携については、飯田市教育委員会が設置する「地育力コーディネーター」が中心となり、公民館などと連携して地域資源の集積を行うことを目指しています。

各地区において従来から行われてきた既存の体験活動の検証と評価を行ったうえで、学校と連携してそれらの教材化を行い、発達段階に応じた学年別の体験プログラムの策定を目指します。

また、親子体験や子育て支援グループ等への幅広い体験プログラムの提供も視野に入れていきます。

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キャリア教育における連携体制:

キャリア教育における連携については、飯田市教育委員会が設置する「キャリア教育コーディネーター」が中心となり、各産業界の団体や小中学校、PTAと連携して、小学生の職場見学や中学生の職場体験学習を実施しやすい環境づくりを進めます。

また、キャリア教育コーディネーターは、主に中学生の職場体験学習のための職場開拓を担い、事業所と学校間の円滑な連絡調整を支援します。

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高校生アンケートの結果(H21年度実施)

掲載 03 22 2009

調査の趣旨、概要:

現在飯田市では、地域の力で教育を進める「地育力」の向上を重要な施策として、関係各機関との連携システムの構築を進めています。人材・自然・産業・歴史・文化・民俗など地域の資源を最大限に活用し、総合的な学習の支援、キャリア教育の支援、家庭教育の支援等様々な場面における子どもたちの体験活動の充実を目指し、多様なプログラムの策定に取り組んでいます。
そうした中、具体的な施策の実現にあたっては、現在の生徒たちの生活や意識、そして特に郷土に対する思いを把握し、今後の参考にしていくことが重要であると考え、平成18年度に続き、2回目の高校生アンケートを実施しました。
今回は、特に前回からの意識の変化、動向を把握することに焦点を当て、18年度からの施策に対する評価を窺うこともあわせて分析しました。

1 属性

2 家族関係(家族構成・家族との関係・満足度)

3 友人関係(交流方法・満足度)

4 学校生活(満足度)

5 地域社会(隣人との関係・地域行事への参加度)

6 ふるさと(居住地・成育地・ふるさとに対する思い)

7 将来への希望(希望職種・地元での就職・進学希望・将来的な帰郷希望)

8 自己意識(自己満足度・体験・夢)

9 地域への提案

 

実施年度目次:

◎ 平成21年度実施アンケート

1 調査期間   平成21年6月

2 調査対象   飯田下伊那地域内高等学校全9校の各学年より任意に抽出した1クラス
           (1校当たり3クラス)の生徒全員

 ※協力校 : 飯田高等学校、飯田風越高等学校、飯田長姫高等学校、飯田工業高等学校
         飯田女子高等学校、下伊那農業高等学校、松川高等学校、阿智高等学校
         阿南高等学校

3 回収部数   962部

4 調査方法   各高校を通じて生徒へのアンケートを配布、記入、回収を依頼した。

■ 高校生アンケートH21年度(PDF:82.0KB)

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高校生アンケートの結果(H18年度実施)

掲載 03 22 2009

調査の趣旨、概要:

平成17年度より、地育力向上連携システム推進計画の構築を進める中で、具体的な施策の策定及び実現にあたり、より確実に現状を把握し、今後の参考にしていくことが必要だと考えられました。そこで、地域における教育としては最終段階といえる高校生の生活、家族、友人、自分に対する意識、進路、そして特にふるさとに対する思いを調査すべく、アンケートを実施しました。 

調査の概要は、大きく次のように構成しました。内容により、選択肢から回答を選択してもらうものと、記述による回答を求めるものとがありました。 

1 属性

2 家族関係(家族構成・家族との関係・満足度)

3 友人関係(交流方法・満足度)

4 学校(満足度)

5 地域社会(隣人との関係・地域行事への参加度)

6 ふるさと(居住地・成育地・ふるさとに対する思い)

7 進路・職業(希望職種・地元での就職・進学希望・将来的な帰郷希望)

8 自己意識(自己満足度・体験・夢)

9 地域への提案

 

実施年度目次:

● 平成18年度実施アンケート

1 調査期間   平成18年6月

2 調査対象   飯田下伊那地域内高等学校全9校の各学年より任意に抽出した1クラス
           (1校当たり3クラス)の生徒全員

 ※協力校 :飯田高等学校、飯田風越高等学校、飯田長姫高等学校、飯田工業高等学校
        飯田女子高等学校、下伊那農業高等学校、松川高等学校、阿智高等学校
        阿南高等学校

3 回収部数   1029部

4 調査方法   各高校を通じて生徒へのアンケートを配布、記入、回収を依頼した。

高校生アンケート (1_5_1.pdf)

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