12月2日(金)丸山小学校5年生が秋の収穫祭を行いました。5年生は、1年間通してお米作りをしてきました。その中で地域の農家の方・農業改良普及センター・みなみ信州農業協同組合・市役所農業課の皆さんには「米作りのエキスパート」としてご指導を頂いてきました。田の作業だけでなく、教室でもお話を聞く機会を設けました。この収穫祭は、こうしてお世話になった皆さん方へのお礼の意味もあります。
始めに、招待した方を「手のひらを太陽に」の合唱で歓迎です。
お迎えが終わると、4つのクラスが、お米づくりに関してそれぞれのテーマで、米作りの順に発表しました。発表の仕方もそれぞれ工夫してあり、とてもわかりやすかったです。
初めのクラスは田おこし・代かきについて発表しました。ドラえもんの劇の中に「田おこしはなぜやるのでしょう」、「昔の田おこしの仕方はなんでしょう」、「代かきはどんな役割をするのでしょうか」、「代かきに使う機械はなんでしょう」等のクイズを取り入れて発表しました。
最後に3名の児童が作文の発表です。どの児童にも共通していたことは、「やってみると難しく、機械を使わなかった昔の人の苦労や大変さがわかった」です。そして、今後はお米を大切にしたいという感想が聞かれました。
次のクラスでは、田植え・草取りについて、感想を紙にまとめて写真を貼ったもので発表です。「手作業でやったので時間がかかった」「農家の人は、毎年こんなに大変なことをしていてすごいと思った」「草取りは夏休み中も当番を決めて行い、草の根を残さない・草の種を落とさないように気をつけた」などの感想が聞かれました。
次のクラスは、稲をねらうすずめなどの鳥害対策と稲刈りについての発表です。講師の方から教わったネットを張ること、すずめは光るものが苦手なことを知りでCDをぶら下げたこと、また案山子を田んぼに設置したと発表。実際に田んぼに設置した案山子や、CDをぶら下げたものを見せてくれました。その後、稲刈りをやる前の「怪我をしないように」、「うまく刈れるかな」など、稲刈り後の「意外と難しい」などの気持ちも発表しました。
最後のクラスは、脱穀と揉み擦りについてです。昔は手作業でやっていたかもしれないと予想をしたそうです。その後、足踏み脱穀機やコンバインなどの機械についても勉強しました。「今の米作りは楽でいいな」という感想が発表されました。また、実際の稲穂をもってきて、脱穀・もみすりの様子を組体操で再現してくれました。そして最後に学んだこととして、稲が伸びなくなったり病気になったりするので、一人ひとり責任を持ってしっかりお世話をすることが大変だけど大切であると発表されました。
全クラスの発表が終わったあと、招待した方々にお礼を言いながら感謝状を贈りました。
講師の皆さんからは「自分達が体験してきたものなので、リアルでわかりやすかった。米を作ることは大変なことを、体でわかっていただけた。残さずに食べてください。もったいないという言葉を大事に」、「自分でやったことが、一番大事だと思います」、「今日食べるお米が一番おいしいんじゃないでしょうか、この体験を思い出してもらえるようにお願いします」、「自分でもお米作りにチャレンジしてみてください、困ったことがあれば相談に乗ります」、「皆さんが一生懸命がんばってくれた姿が発表からわかりました。米を育てたことは皆さんの成果だと思いますが、私から見ると、皆さんは米作りを通して大きくなったのだなと感じました。米作りの苦労・楽しさを体験していただいたことは嬉しかった」などの感想・エールを頂きました。
米作りの様子を、振り返りまとめて発表をすることをとおして、体験したことをより深めることができました。今回の収穫祭では60キロの丸山米(天竜おとめ)約半分を炊いて自分達でおにぎりにして味わいました。一生心に残る体験ができたと思います。
講師と一緒の昼食の交流でしたが、話も自然に盛り上がりました。来年6年生になってから一日職場体験をしますが、その時の体験場所を講師の方の事業所にお願いした児童もいたようです。 米作りの取組みの中で、地域の様子を知る先人の様子を知る、このようなことが、中学生になっての職場体験学習をはじめとする様々な学習につがっていきます。



