7月6日(火)から8日(木)までの3日間の日程で始まった緑ヶ丘中学校2年生の職場体験も、いよいよ最終日となり、体験先の職場へ取材に伺いました。
11名の中学生の職場体験を受け入れていただいた慈光松尾保育園では、年長のクラスを担当したH君とMさんにお話を伺いました。
教室での遊びの時間、プールの時間、昼食やお昼寝など、1日のスケジュールは盛りだくさん。取材に行ったときは子どもたちがプールを終えて着替えをしているところで、着替えを終えた子どもたちにねだられたMさんが、絵本の読み聞かせをしていました。優しい語り口で絵本を読んであげるMさん。HくんとMさんは子どもたちから「おにいさん」「おねえさん」と呼ばれてひっぱりだこ。厚紙を切って色とりどりのテープを付ける飾りづくりでは、2人はすっかり子どもたちの名前と顔を覚えて声をかけてあげています。
H君は
「子どもたちがなついてくれたことが1番うれしかった。最初は名前で呼ばれてたけど、「おにいさん」て呼んでくれるようになりました」
Mさんが1番印象に残っているのは
「プールに入れたときに、子どもたちがはしゃいでいっせいに寄ってきて、動きがとれなくなってしまったこと」
だそうです。元気いっぱいの子どもたちを相手に体力や気力も使ったと思いますが、子どもたちの笑顔に元気をもらったようです。
小山田農園で体験をしたのはH君とY君。上久堅にある農園で、ベビーリーフ(葉物野菜)の栽培のための土壌づくりから収穫、またカボチャの収穫や田んぼでの作業などの体験をさせていただきました。
ベビーリーフを栽培するための土壌づくりでは、ハウスの中で額に大粒の汗を流しながら、管理機(畑にうねを立てたり溝を掘る機械)を使って溝を掘っていました。小山田さんは、
「H君は初日の作業ではまだ千鳥足だったけど、だいぶしっかりしてきたね」
H君はしっかり前を向き、腰を据えて管理機を扱っています。H君は、突然の注文が入ったときの小山田さんの対応に関心させられたり、農機具を買うのに連れていってもらったりしたことがとても楽しかったと話してくれました。単身赴任をしているお父さんに来週末会うそうで、体験の話をたくさんしてあげるようです。
Y君は家が酪農家で、普段から家の仕事の手伝いをしているためか、作業を器用にこなしていたそうです。Y君は、家で職場体験の様子を家族に話したときの「すごいね」という家族の言葉がとてもうれしく、そのあと飼っている牛の世話の手伝いをしたと話してくれました。
隣のハウスでは、2人が初日に種を蒔いたベビーリーフの葉が土から顔を出していました。
Ⅰターンで飯田に来て8年の小山田さんに、農業の厳しさや楽しさ、そして大切さをしっかり教えてもらったようです。
3日間の体験で、中学生たちは職場の方や周りの人たちから刺激を受けたり元気をもらったりし、体験を通じて自身の成長も感じ取っていたようでした。




07 14 2010 at 01:24
子どもたちが大人と一緒に仕事をする事は、何より良い経験でしょう。
大人も子どもたちを受け入れるに当たってもう一度自分たちの仕事を見直すきっかけになっている事ともいます。
子どもと一緒に大人も育つのではないでしょうか。
地方ならではの取り組みがあると思います。
飯田市のキヤリア教育の取り組みは、キラリと光る地域としての個性になっていく事と思います。
子どもも大人も良い経験ができて羨ましいですね。
07 14 2010 at 08:54
4人のお父さん 様
いつもコメントありがとうございます。
遠く都会の地から、この飯田をいつも見守っていただいていることに感謝いたします。
今年度の飯田のキャリア教育は、「学校・家庭・地域で育むキャリア教育の推進」を基本的な方向として取り組んでいます。学校だけではなく、家庭や地域も子どもたちの将来への夢や希望を育む場であることは間違いありません。あらゆる場所・場面でのキャリア教育の取組を推進していきたいと考えています。引き続きご指導をお願いいたします。