「和菓子大好き!」 ~竜丘小6年生 和菓子づくりに挑戦~

掲載: 03 15 2010

3月2日、竜丘小学校の6年生31名が和菓子づくりに挑戦しました。

この企画は、6年生が自分たちで小豆を栽培し、先生がその丹精込めて作った小豆を使って何か作れないか考えて、飯田の文化といえる和菓子を作ってみようというのが発端でした。

今の季節なら草もちや桜もち作りなど、期待が膨らみましたが、残念ながら栽培した小豆が和菓子には向かないということで、今回は作った小豆は使わず、上生菓子作りに変更になりました。栽培した小豆をどう使うかは今後の楽しみにとっておくそうです。

さて、本日の講師は松尾にある松寿堂の黒田さんです。(そう、あの『鮎もなか』で有名なお店です。)

img_1654e38396e383ade382b0efbc89はじめに、黒田さんが子どもたちの前で上生菓子の作り方のお手本を見せてくれました。白あんに食紅で色付けをして、桜や菊、梅など色鮮やかな和菓子があっという間に出来上がっていく職人の技に、子どもたちは前のめりになって
「すごい!神業だ~!」
「かわいい!」
と歓声が上がります。

「本物と同じように形を作らなくても、似ていれば大丈夫。色はクチナシや紅花の色なんですよ」
と黒田さん。さっそく子どもたちも挑戦です。黒田さんがお持ちいただいた、へらや木型などの道具を使い、思い思いのものを作りました。菊の花びらの模様を1枚1枚丁寧につけている子、あんを裏ごしして花粉を作っている子、黒田さんの手つきの真似をして色づけしている子など、みんな気分は職人さん。

「洋菓子は混ぜて焼くだけだけど、和菓子は色々な形を自分で作れるから面白い」
「めっちゃ楽しい!色を混ぜてる時も楽しいし、出来上がったときの『できた感』(達成感)がある」
と子どもたち。

img_1664e38396e383ade382b0efbc89「色付けすぎちゃった~」
との声に
「大丈夫。いろんな色があっていいよ。形も、決まったものだけじゃなくて、自分が思った形にしていいんだよ」
と黒田さん。

1時間半ほどで、1人4個ほどの上生菓子を作り上げました。
「そろそろまとめ(終わり)の時間です」
の先生の掛け声にも、
「えー、まだ作りたい」
とたくさんの声が上がりました。

img_1667e38396e383ade382b0efbc89「和菓子は何種くらいあるんですか?」
の子どもの質問に、
「今は和菓子と洋菓子の区別がはっきりないお菓子も増えてきてますから、数万種類はあるでしょうね。同じ菊の形のお菓子でも、作り手が工夫するだけで、まったく違うものが出来上がります。飯田にはたくさん和菓子のお店がありますから、回ってみてください。今日作った和菓子は、家族と一緒にお茶を飲みながら食べてみてください」
黒田さんは、優しく答えてくださいました。

和菓子はあまり食べたことがないと言っていた子どもたちでしたが、和菓子づくりを通して、和菓子の素晴らしさを発見し、飯田の文化である和菓子に親しんでもらえたようです。

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