2月13日(土)、飯田市下殿岡にあるシチズン平和時計㈱で、親子体験講座『未来の“マイスター”は君だ!!』が行われました。
今回は、例年以上に申し込みが多く、約2倍の競争率の中、運よく当選された15組のご家族が参加されました。
「温暖化という病気で、熱を出して苦しんでいる地球の熱を下げるために、今日からできることを一つでもいいから見つけてほしいんだ!」
シチズンのかわいいキャラクター「エコッチ」が登場。
「地球さんはやく元気になってね」という絵本で、会社の歴史や、会社が取り組んでいるエコロジー活動などの物語が始まりました。
今、平和時計では、地球に優しい「エコドライブ」という時計を作っているそうです。
「エコドライブは、光で動くため電池交換の必要がありません。使い捨ての電池がいらないんですよ!」
「時計を作るとき、省エネ・省資源・省スペースということにも積極的に取り組んでいるんです」
子どもたちには、ちょっと難しい言葉だったようですが、社内全体で使っていない電気を消したり、物を小型化したりリサイクルすることで資源を節約していることを教えていただきました。
続いては、時計のしくみや時間について勉強する時間です。
お話の中では、「電気を流すと水晶振動子が1秒間に32,768回震えることを活用した『1秒の作り方』」や、「2009年1月1日は8時59分60秒があった!という『うるう秒』」について、また、電波時計の電波を送信する送信局のお話など、大人でも知らないことばかりで、とてもいい勉強ができました。
工場見学では、1個数十万円もする高級腕時計を組み立てている“マイスター”の皆さんの仕事ぶりが見られました。
肉眼では組み立てるのが困難なため、まるで顕微鏡のようなルーペを通して手作業をされていました。細部までは見られませんでしたが、とても神経を使う仕事であることが伝わってきて、あらためて“マイスター”の皆さんのすごさ、存在感を感じました。
工場見学のあとは、いよいよ腕時計の電池交換体験です。
マイスターの皆さんをはじめ、従業員の皆さんのご指導のもと、電池交換が始まりました。
子どもたちは、初めて見る時計の中身に感動している様子。一つのことをお父さんお母さんと協力しながら作業を進めている姿は、会話は少なくとも親子のふれあいの深まりを感じます。
電池交換が完了し、秒針が動き出した時計を見た子どもたちは、「動き出した!」と、とてもうれしそうに腕にはめていました。
「腕時計の小さな箱の中には、人の知恵がたくさんつまっています」
「腕時計の小さな箱の中は、小さな宇宙が広がっているんです」
冒頭に教育長とシチズン平和時計の代表の方からのお話がありました。
腕時計の裏側を開けたとき、子どもたちは、それでも目に見えないほどの小さな部品ひとつひとつの動きを思い描きながら、その箱の中につまった人の知恵や小さな宇宙をもイメージしたことでしょう。
参加者の皆さんの感想の一部です。
◎大人
・小さいころから動かなくなったおもちゃなど、ドライバーで分解し、元に戻すという作業をよくしていました。これから、自分でも時計の電池交換ができるとうれしいです。
・時計内部の部品の精密さ、細かさ、高級時計を手作業で組み立てているのに驚きました。
・会社の皆さんに親切にしていただき、ありがとうございました。子どもがこの会社に入れればよいのですが。
・毎日の生活の中で、切っても切れない時間や時計について、いろいろな面から知ることができてよかったです。◎子ども
・むずかしいことをいつもしている会社の人は、すごいなぁと思った。
・ここのかいしゃは、いろいろな時計があってかっこよかったです。
・時計の修理をしたいと思っていたので、今日できてよかったです。今度は、時計を始めから作る体験をしてみたいです。




