市内の60歳以上の男性で構成されている「親池会」では、2月9日(火)に“なっとう作り教室”を開催しました。
「親池会」は、かつて「さんとぴあ」で行われていた男性の料理教室が発端で生まれ、いまや自主的な活動をされているグループです。
今回、この教室を開催することになったのは、旭松食品(株)協力のもと、当教育委員会で開催している“なっとうのねばねばのなぞを探ろう!”の記事をご覧になったメンバーの方が、親池会でもやってみようと思い立ったことがきっかけでした。
講師には、旭松食品(株)食品研究所の研究員の方をお招きし、まずは納豆ができるまでの勉強会を行いました。
【 洗浄 → 浸漬 → 蒸煮 → 菌接種 → 盛込み → 発酵 → 後熟 】という、順を追った説明に加え、
「うちの“におい控えめ納豆”は、実は、20℃以下では活動が止まる納豆菌が使われているからなんです」
「家庭でこたつなどに入れて40℃~42℃を保ってもらえば、十分納豆ができます。ただし、炭こたつや使い捨てカイロのように、酸素を使いながら熱を発するものは、大豆と酸素の取り合いになってしまうため上手にできません」
などと教えていただき、感心したり驚いたりの連続でした。
勉強会が終わると、次は料理教室です。
今日のレシピは、「納豆ツナマヨ炒め丼」と「納豆と豆乳のスープ」です。
さすがに年間10回程度の活動をされているというメンバーの皆さん。多少焦がしてしまったり、鍋が沸騰してあふれてしまったりということはありましたが、慣れた手つきで料理が進んでいきました。
30分程度で料理も出来上がり、次は、蒸した大豆に納豆菌をふりかけて、納豆作りに挑戦です。
「大豆に納豆菌以外の菌が入ると、食中毒にもつながりますよ。だから、なるべく口を開かずに作業をしてください」
と注意を促され、皆さん黙々と大豆をかき混ぜたり、パック詰めをされていました。
1人4パック作った納豆は、2パックを旭松食品さんで発酵していただき、残り2パックは自宅で発酵に挑戦されるそうです。自宅で発酵させたものは、果たしてどんな状態になるのでしょうか。結果が楽しみですね。
納豆作りの作業が終わり、先ほどの料理の試食会で今日の教室は終了となりました。
前述のとおり、今回の教室は、当教育委員会が実施している事業がきっかけで開催されました。このようにひとつの事業が、子供たちだけでなく、いろいろな年代の皆さんに広がっていくことは大変すばらしいことだと思います。
私たち教育委員会の事業は、ともすると子供たちばかりに目が向いてしまいがちですが、今一度生涯学習の観点に立ち、年代、性別、立場などを問わない幅広い視点で、地域教育活動を考えていかなければならないと感じました。
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