「子育てパワーアップ講座」も第4回目を迎えました。
今回のテーマは、「子どもと家庭を育む地域子育て支援について」です。講師には長野県短期大学の金山美和子先生をお迎えし、安心して子供を産み・育てることができる環境にするため、地域において求められている子育て支援は何かを考え合いました。
最初に「鼎子育てネットワークすくすくの樹」の皆さんに、活動の紹介をしてもらいました。
すくすくの樹は、子育てにかかわる8つのサークルや団体が集まっているネットワークです。そして定期的に集い交流することで、会員相互の子育ての悩みを共有し、他人の子育てを参考に自分の子育てを見つめ直す活動を展開しています。また、地域体験学習やフリーマーケット、そして子育て講座なども企画しています。
「子育ておしゃべりポスト」の紹介もありました。子育てに悩んでいる人のための相談ポストです。投函すれば、先輩ママやカウンセラーなど様々な立場の方が悩みに答えてくれます。会場の後方には、「おしゃべりポスト」が設置されていました。
すくすくの樹は、「鼎子育てネットワーク」ですが、鼎地区以外の皆さんの参加も自由とのことです。参加者の皆さんからは、「とても参考になる活動をしている。子育て講座などにも参加したい」という声が数多く聞かれました。
講師の金山先生は、かつて幼稚園に勤務されたり、地域の育児サークルの開設運営にもかかわってこられた先生です。そうした経験や出会った事例などをもとに、地域のおける子育て支援の基本的な立場についてお話しいただきました。
最初に地域で子育てをしている親を見る視点として、「親は子育てのためだけに存在しているわけではない」「子育てや人とのかかわりが苦手の人もいる」と話され、子育てをしている親に対して寄り添っていくことの大切さを訴えられました。
また、「子育て支援」は、親に代わって子育てをすることでも、どの親も同じように上手に子育てができるようにすることでもない。大切なことは責任と自信と喜びをもち、その家庭なりの子育てが出来るように見守り支えることであると話されました。
また具体的な事例として、上越市のこどもセンターの話がありました。とても開放感のある建物の中で自主的に子育て広場が運営されており、その中での親同士の具体的な学びあいの様子も紹介されました。
最後に子育て広場などに来る子どもを見つめる視点として、「幼くてもひとりひとりが個性をもっている」「個性も発達も多様であることに配慮する」「支援者に必要なのは診断ではなく受容」とお話しされました。
聴講した参加者の皆さんからは、「私が見落としがちなお話をしていただき、また新たな気づきができました」「一人一人の接し方を見直そうと思いました。自分の物差しを使ってしまいがちなので、よく考えてから話をしようと思いました。」など、有意義な時間が過ごせたとの感想が多くありました。
次回の講座は、最終回になります。「子育てハッピーアドバイス」の著者である明橋大二先生をお招きして、12月11日に鼎公民館で行います。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。



