飯田でも珍しい「ちょうちん屋さん」(鼎中学校職場体験学習)

掲載: 11 21 2008

今回から、11月11日から3日間にわたって実施された鼎中学校2年生の職場体験学習の様子を、数回にわたって紹介します。

「ちょうちん屋さんは珍しいから職場体験に選んだ」Y君。
「お兄さんも、ちょうちん作り体験をした事がある。」というS君。
野球部と剣道部に所属する2人が、11月11日から3日間『綿屋提灯店』さんで職場体験を行いました。

午前中は、3代目の原章二さんがひごを巻いたちょうちんに、「糸かけ」をするお手伝い。細かい作業でなかなか大変だったようですが、原さん曰く「2人とものみ込みが早いよ!」との事でした。ご自身もバスケットボールに打ち込まれた経験から「やっぱり運動をしているから違うんじゃないかな!」
午後からは、「張り替え」をするちょうちんの輪をはずす作業を、奥さんの久美子さんのご指導のもと、2人並んで行います。
ちょうちんの輪はとても貴重で、古い物になると今では作れる人がいないほど、できのいい物が多いそうです。今でいう“リフォーム”を、ちょうちん屋さんは昔から当たり前に行ってきたそうですが、今は“張り替え”をするちょうちん屋さんは少ないとか…。

A君「あれ!ここ取れちゃったけど…。」
Y君「僕もさっきそうだったよ。」
久美子さん「大丈夫!大丈夫!これは高張提灯というんだよ。」

要所要所でちょうちんの説明を受けながら作業を進めます。
「2人とも手早いんだよね!」と久美子さんからお褒めの言葉。
「原さんがやさしくおしえてくれた!」と2人はうれしそうです。
店内の空気は穏やかで、時間に急かされることもなく、それぞれのペースで流れます。
同級生の2人も、体験1日目とは思えない程リラックスし、楽しげに作業をしていました。
輪をはずしていたのは、『今宮』のちょうちん。Y君がつぶやきます。「お宮でもしかしたら僕が手伝ったちょうちんがあるかも…。」

今まで何気なく見ていたちょうちん。これからは、それを作った職人さんの事、材料の事、作業工程の事を思い、また違った目で見ることでしょう。

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